よくある質問（相続登記）

相続登記とは、被相続人（亡くなった方）の不動産の所有権を相続人に移転するための登記手続きです。これにより、相続人が法的に不動産の所有者となります。相続登記を行わないと、不動産の売却や処分ができないため、重要な手続きとなります。

はい、相続登記は令和6年4月から義務化されました。相続登記を行わない場合、過料が課される可能性があります。相続が発生したら、できるだけ早く登記手続きを行うことが求められます。

ご相談をいただいてからスムーズに進めば、一般的に2～3ヶ月程度で完了します。ただし、相続人が多い場合や複雑な相続案件では、手続きに半年から1年程度の時間がかかることもありますので、状況に応じて適切な期間を見込んでください。

亡くなった方に関しては、出生から死亡までの戸籍謄本と住民票が必要です。相続人となる方については、現在の戸籍、住民票、印鑑証明書、ご依頼者の本人確認書類などが必要となります。必要書類は案件により異なる場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。

相続登記にかかる費用には、登録免許税（不動産の固定資産評価額の0.4%）や、必要書類の取得費用、司法書士に依頼する場合の報酬が含まれます。費用は不動産の価値や手続きの複雑さによって異なりますので、お問い合わせをいただければお見積りをご案内します。

令和6年4月から、相続登記は相続が発生した日から3年以内に行うことが義務付けられました。この期限内に相続登記を行わない場合、過料が科せられる可能性があります。

代襲相続が発生した場合、代襲相続人が被相続人の子供に代わって相続することになります。この場合、代襲相続人全員の戸籍謄本やその他必要書類を用意して、相続登記を行います。代襲相続は通常の相続よりも手続きが複雑になるため、専門家に相談することをおすすめします。