※掲載している相談事例は、実際にご相談いただいた内容をもとに作成しております。なお、個人が特定されないよう、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更しております。
1.ご相談内容
お父様が亡くなられたため、相続手続きをしたいとのご相談をいただきました。
相続財産には、ご自宅のほか、20筆を超える農地が含まれていました。
相続手続に必要な書類の収集や相続登記の申請をご自身で行うことは難しいと感じられたため、ご相談をいただきました。

2.問題点
今回のケースでは、次のような点が問題となりました。
・20筆を超える不動産があったため、相続登記の対象となる不動産を正確に把握する必要があったこと
・農地を相続する場合には、相続登記とは別に農業委員会への届出が必要となるため、その手続についても確認する必要があったこと
3.当事務所の対応
まずは、相続登記の対象となる不動産を正確に特定するため、名寄帳を取得しました。
もっとも、名寄帳には非課税の不動産が記載されていない場合もあるため、役所にも確認を行いながら、不動産の調査を進めました。
また、農地を相続した場合には、相続登記とは別に農業委員会への届出が必要となるため、その手続についてもご案内しました。多くの場合、相続登記完了後に必要書類を持参し、簡単な届出を行うことで手続が完了します。
その後、相続に必要な戸籍等の書類を職務上請求により全て取得し、戸籍を読み取って相続人を確定しました。
相続人が確定した後、遺産分割協議書を作成し、相続登記を申請しました。
4.結果
不動産を正確に特定した上で、無事に相続登記を完了することができました。
また、農地についても、ご依頼者様に農業委員会への届出を行っていただき、無事に全ての手続を終えることができました。
5.同じようなお悩みの方へ
農地をお持ちの方は、相続財産に多数の農地が含まれているケースも少なくありません。
不動産の数が多くなると、必要書類の作成や不動産の特定が複雑になるほか、農地に関しては農業委員会への届出が必要となります。
農地を含む相続手続でお困りの方は、農地の相続手続に慣れた専門家へ相談されることをおすすめいたします。
当事務所では、他にも様々な相続・遺言・登記に関するご相談をいただいております。
他の相談事例も掲載しておりますので、ご自身の状況に近い事例がないか、ぜひご参考にしてください。